欧州諸国の住宅価格比較調査:フランスは落ち着いた推移

S&Pはこのほど、欧州諸国の住宅価格の推移に関する調査結果を発表した。フランスでは、諸外国に比べて価格が比較的に安定して推移していることが明確になった。
この調査によると、フランスでは、全国の住宅価格は2016年に1.6%、2017年に3.3%、それぞれ上昇。2018年には2.7%、2019年には2%、それぞれ上昇する見込みだという。この推移は、近隣諸国に比べるとかなり穏やかなものであり、例えばドイツでは、2016年に6.8%、2017年に4.5%と大幅な上昇を記録している。オランダでは、2016年に6.7%、2017年に8.5%の上昇を記録した後、2018年には8.3%、2019年には7%の上昇を記録する見込みで、上昇の勢いはフランスに比べてはるかに大きい。隣国のベルギーでも、2018年の上昇率は3.4%に上る見込みで、前2年と同様、フランスを上回る勢いで上昇している。欧州連合(EU)離脱で揺れる英国でも状況は同様で、2019年に2.5%の上昇を記録し、続く2年間にも毎年2%程度の上昇を記録する見通しとなっている。