今夏、青果価格が上昇

仏消費者団体のファミーユ・リュラル全国連合会は8月23日、青果物の消費者価格に関する年次調査を発表した。これによると、今夏に果物は4%、野菜は5%、前年に比べてそれぞれ値上がりした。この調査は、全国33県の138店で実施され、6月第1週と7月第1週における、果物8種(りんご、メロン、アプリコット、さくらんぼ、いちご、モモ、ネクタリン、ナシ)と野菜8種(ナス、ニンジン、ズッキーニ、さやいんげん、ピーマン、ジャガイモ、トマト、サラダ菜)の小売価格をベースとする。価格上昇が目立つのは、果物ではモモとネクタリン(それぞれ18%、17%)、野菜ではニンジン(43%)。同団体によると、「毎日5種類の青果物を全部で400グラム食べる」という政府の健康維持に関する提言を実践したとすると、それにかかかる費用は4人から成る家族で最低毎月115ユーロ、すべてをオーガニックの青果にした場合には255ユーロに達する。
なお、ファミーユ・リュラルの調査は調査期間が限定されていることから、青果物の価格を年間を通じて追跡する仏農水省の関連機関フランスアグリメール(FranceAgriMer)の調査のほうが精度が高いと指摘する見解もある。青果物の収穫時期は毎年異なり、それによっては値段が一時的に大きな上昇を見せる場合もあるという。