仏の大学進学先決定システムに関する懸念高まる

仏では今年から、中等教育レベル認証試験(バカロレア)合格者を対象として大学進学先決定システム(パルクールシュップ)が導入されたが、導入以来3ヶ月経っても、進学先が決まらない学生が続出しており、懸念が高まっている。現時点では、システムのパフォーマンスを評価するのは時期尚早とされているが、8月22日時点では、システムから進学先を提案された高校生と進路変更を希望する大学生81万2000人のうち、72%が提案された進学先を受け入れた。この割合は、1ヶ月前からほとんど変わっていない。一方、まったく進学先の提案を受けていない者は6万2500人に達している。ただし、教育省では、うち1万5400人だけが本当に進学先を探しており、残りはシステムの対象外の学校に進学するか、就職する予定であるか、あるいは留学予定だと見なしている。なお、2017年8月17日時点では、進学先が決まっていない学生数は6010人だった。進学先が決まっていない高校生や大学生たちは、新たな住居を決めることができないなどの困難に遭遇しており、仏政府は、打開策を早急に見出す必要に迫られている。