フランス社会党、欧州議会選の筆頭候補にベルギーのマニェット氏を起用か

フランス社会党は2019年に行われる欧州議会選挙で、ベルギーのワロン地域政府の首相を務めたポール・マニェット氏を筆頭候補として擁立する可能性を探っている。マニェット氏が8月8日に確認、フランス社会党も協議があることを認めた。
マニェット氏は8日付の日刊紙ルソワールとのインタビューの中で、フランス社会党から筆頭候補としての出馬要請があったことを認めた上で、可能性を検討すると言明した。フランス社会党も接触した事実を認めた上で、可能性の一つであり、まだいかなる決定もなされていないと説明した。
マニェット氏はベルギー社会党に所属。ワロン地域政府の首相を務め、現在はシャルルロワ市の市長を務める。2016年にはEUカナダ包括的経済貿易協定の批准に抵抗したことで知られる。フランス社会党は先の総選挙などで目立って低落し、復活の手ごたえが掴めないまま欧州議会選挙の準備を迫られており、カリスマ性のある筆頭候補を物色する中でマニェット氏に目を付けたという。世論調査では、社会党の欧州議会選挙における支持率は6%程度と、惨敗した先の大統領選挙並みに留まっており、社会党内では今のところ、ジュリアン・ドレー氏を除いて出馬表明をした候補はない。