ベルベ法相、脱獄防止措置を予告

強盗犯で過去にも脱獄の経験があるルドワン・ファイドがレオー刑務所から脱獄し、現在も逃亡中である件で、ベルベ法相は30日、事件に関する報告書を公表した。脱獄防止を目的とする一連の措置を予告した。
緊急の措置としては、脱獄があったレオー刑務所に、ヘリコプターによる接近を防止するためのネットを設置することを予告。同刑務所には、収監区域においてはネットが設置されているが、車寄せの中庭には設置がなされておらず、今回の事件では乗っ取られたヘリコプターがその中庭に着陸した。また、その中庭に面会室に至る入口がある構造も改め、同じ手口での脱獄(ファイドが面会中に襲撃がなされた)ができないように工夫がなされる。
より一般的には、経験のある刑務官を重要施設に確保できるように、6年の連続勤務の約束と引き換えに特別手当を支給する制度の導入と、脱獄の危険度のある収監者について、拘置の場合でも、特に警戒態勢が厳重な刑務所において拘置できるようにする制度の導入を提案した。ファイドの場合、一部の案件が控訴中であることから、拘置所が併設された刑事施設において収監されており、施設の欠陥を突かれて脱獄を防げなかったという経緯がある。一連の改革は年内に実施される予定。