フランスにも猛暑、パリでは最高気温が37度超える

フランスでは26日と27日の両日、例外的な猛暑に見舞われた。パリでは27日に最高気温が37.4度まで上昇。続いて同日夕方にはパリ地方に雷雨が到来、大粒の雹が降るなど荒れ模様の天候となり、市内のメトロ駅が浸水するなどの被害も発生した。
この夏には北半球の全域が猛暑に見舞われており、欧州でも、スウェーデンでの山火事や、ギリシャ・アテネ近郊での山火事による人的・物的被害を中心に、熱波と干ばつの影響が色濃く出ている。フランスでは、最高気温が25度を超える日が年頭から7月末までで59日間に上り、これは1873年以来の観測史上で最大となった。
2018年が世界的に観測史上で最高の部類に入る高温の年になるのは間違いなく、世界気象機関(WMO)は、この数年間の熱波について、温室効果ガスによる気候変動の結果生じると予測される影響と一致するものだと指摘し、懸念を表明した。気候変動政府間パネル(IPCC)の幹部を務めた仏気候学者のジャン・ジュゼル氏は、ルモンド紙とのインタビューで、2039年には国内の最高気温の記録が45度に、2050年以降には50度か、ところによっては55度まで上昇する恐れがあると指摘。山火事も、南仏だけでなく中央部や西部でも生じるようになるとの予測を示した。