マクロン仏大統領、イベリア半島諸国を歴訪

マクロン仏大統領は7月26日、イベリア半島諸国の歴訪を開始した。26日にはスペインを訪問してサンチェス首相と会談。27日には、ポルトガルでエネルギー・インフラの問題を協議する3ヵ国(フランス、スペイン、ポルトガル)の首脳会議を開く。
26日のサンチェス首相との会談では、ユーロ圏改革と移民政策を中心に意見交換がなされた。サンチェス首相は、イタリアやオーストリアが反移民の姿勢を強める中で、フランスと結んで移民政策における協力を欧州レベルで呼びかける姿勢を強調。欧州諸国は移民流入に直面する南欧諸国を支援しなければならないと言明した。首相は特に、ジブラルタル海峡経由でスペインに到着する移民の数が、この1-6月期に1万8000人に上り、イタリアの1万7000人よりも多い点を強調した。
27日にリスボンで開かれる3ヵ国首脳会議では、スペインとフランスを結ぶ国際連系送電線の整備プロジェクトの正式調印が予定される。ガス輸送のパイプライン建設計画の方は、フランスが慎重な姿勢を示していることから、大きな前進は見込まれていない。