決済手段の不正、2017年に減少:小切手だけ不正が増加

フランス中銀が7月10日に発表した統計によると、2017年に発生した決済手段(非現金)にまつわる不正行為の被害額は7億4400万ユーロとなり、前年比で6.8%減少した(5400万ユーロ減)。前年比での減少幅は、カード(国内使用)が1800万ユーロ、カード(外国使用)が2100万ユーロ、引き落としが3100万ユーロ、送金が800万ユーロといずれも減少したが、唯一、小切手だけが2500万ユーロの増加を記録した。小切手の利用そのものは10%の減少を記録しているが、不正発生件数は16%増を記録、また、小切手の平均不正額は2580ユーロとなり、前年の2300ユーロを上回った。
不正行為の発生率は、カードの外国使用が0.281%と高く、カードの国内使用は0.032%、小切手の場合は0.029%で、上昇傾向にはあるものの、まだカードよりは低い水準にある。不正全体に占める割合は、カードが48%で、小切手は40%だった。不正行為の発生率は、送金で0.0003%、引き落としで0.0006%と、いずれも前年比で低下した。