ナント市内の一部地区で暴動、警察官により男性が射殺された事件がきっかけ

ナント市内で3日夜、22才の男性が警察官に撃たれて死亡する事件があった。この事件をきっかけに、市内の一部地区では暴動が発生。自動車への放火や公共施設の破壊などの被害が出た。暴動は4日夜にも発生した。
死亡した男性は、警察による職務質問に従わなかったことが発端になり射殺された。男性は自動車に乗っており、警察官らの命令に従わずにバックで発進、警察官らの説明によれば、この時に警察官1名が車にあたって負傷、一人の警察官が発砲し男性が被弾、男性は入院先の病院で死亡した。男性が運転していた乗用車は、麻薬取引捜査の一環で当局が監視下に置いていた車両だったという。
当局側の発表については、信ぴょう性を疑問視する声もある。目撃者の証言によると、自動車は壁にぶつかり、動けない状態であったといい、発砲は過剰だとする批判の声もある。いずれにしても、事件がきっかけとなり、連日の猛暑も手伝い、問題地区でくすぶっていた火種が一気に炎を上げた格好となり、事態の収拾には数日間はかかる恐れがある。