脱税のカユザック元予算相、仏領ギアナの派遣医に

脱税で有罪判決が確定したカユザック元予算相が3日、海外県仏領ギアナの寒村に開業医として派遣された。元予算相は外科医(整形外科)が本職で、原点に戻って地の果てで人生をやり直すことになる。
元予算相は外国に蓄財していた疑惑が在任中に発覚。辞任を経て容疑事実を認め、先の控訴審判決では禁固4年、うち2年は執行猶予付きの有罪判決を受けていた。実刑部分が2年までなら、収監されずに観察処分下で刑期を過ごすことが可能になり、元予算相の処遇については、現在、居住地であるコルシカ島の裁判所が審理を進めている段階にある。社会的な有用性がある過疎地の派遣医となることで、寛大な決定を得ようとする狙いもあると思われる。
勤務地のカノピ村は、仏領ギアナ南部のブラジルとの国境沿いに位置し、隣町からカヌーで4時間という過疎地。人口は先住民を中心に1500人。カユザック医師には国から月額約5000ユーロの報酬が支払われる。