カルフールとテスコが戦略提携

仏食品小売大手カルフールと英同業テスコは2日、調達等に関する長期戦略提携を結ぶと発表した。ポーランドと中国を除く全世界を対象に、PB商品及び非商品(店舗照明や建材等)の調達で協力する。2ヵ月以内に細部を詰めて、9月の夏休み明けから実施する。
PB商品はテスコでは販売の5割近く、カルフールでは25%程度を占める。カルフールはこの割合を2022年までに33%まで引き上げることを目指しており、テスコとの提携に期待している。
両社は9ヵ月前からこの提携の交渉を進めてきた。テスコは一時の低迷を脱して成長局面に復帰したものの、国内市場では競合のセインズベリーとアスダの合併が発表され、最大手の座を脅かされている。その意味でもカルフールとの提携の意義は大きい。両社はまた、サプライヤーとの関係に関しても協力する。
カルフールはこのところ、仏同業システムU(仏国内での世界的ブランドの調達)やフナック・ダルティ(家電・電子製品の仏国内における調達)と相次いで提携関係を結んでおり、今回のテスコとの提携も、そうした流れに位置づけられる。