仏米航空路線:長距離格安航空会社が主流に

フランスと米国を結ぶ航空路線では今夏、運航する長距離格安航空会社の数が既存の航空会社を上回ることになった。仏米便を運航する長距離格LCCはXL航空、ラ・コンパニー、ノルウェー・エアシャトル、レベル(ブリティッシュ・エアウェイズの持株会社IAG傘下)、WOWエア、プリメラ航空、フレンチビー)など7社に達し、既存航空会社(エールフランス、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空)を抑えて多数派となった。仏米便の旅客数は2017年にすでに800万人に達し(仏・カナダ便で230万人)、仏発の長距離便の行き先として北米は他を大きく引き離している。4年前から欧米路線を就航したノルウェー・エアシャトルは、その行き先の多さでトップにつけ、2桁成長を記録している。欧州から米国東海岸までの所要時間は7時間未満で、エアバスA321neoやボーイング737Maxなどの新型中距離機の配置が可能となったことで、欧米路線に進出する格安LCCが増加した。
エールフランスでは、長距離LCCの創設を検討しているが、長距離格安路線というビジネスモデルには慎重な見方をしている。