フィリップ首相の訪中、フランス産牛肉の禁輸解除で合意

フィリップ首相は25日、中国訪問を終えた。この機会に、フランス産牛肉の禁輸措置解除に関する合意趣意書が両国間で結ばれた。
フィリップ首相は4日間に渡り中国を訪問。就任以来で本格的な外国訪問はこれが初めてだった。これに先立ち、マクロン大統領は今年1月に中国を訪問、その時に「6ヵ月以内に禁輸措置解除」が実現すると予告しており、予告に沿った合意が実現した。中国政府はいわゆる狂牛病を理由に、17年前にフランス産牛肉の禁輸措置を決定、これまでこれを維持していた。中国では牛肉を2017年に70万トン輸入、前年比で20%増と大きく増えており、牛肉消費は今後も増加が見込める。フランスは対中輸出の拡大に大きく期待を寄せている。輸入解禁を経て、9月には輸入牛肉の小売が始まる見込み。
今回の訪中では、仏オラノ(旧アレバ)の協力による使用済み核燃料再処理工場の建設計画と、エアバスA320の大型発注(184機)の実現も協議の対象となった。これらは協議の継続が決まり、具体的な発表はなされなかった。