マクロン大統領、「別荘にプール」で物議

マクロン大統領が地中海に面したブレガンソン要塞(バール県)内にプールを作らせる計画であることが報じられ、話題になっている。ブレガンソン要塞はいわゆる陸繋島で、以前から大統領保養地として用いられている。大統領により使用頻度は様々だが、シラク大統領は特に好んで宿泊した。オランド前大統領は1度のみの滞在だったが、マクロン大統領はここを休暇先とする方針で、多少の改良を加える考えだという。歴史的建造物に指定されていることもあり、地面を掘ることはできないため、組み立て式のプール設置が予定されている。この計画については、「金持ちの大統領」と批判されることが多い大統領だけに、野党を中心に、国民からかけ離れたデラックス指向だなどと揶揄する声が上がっている。
大統領周辺の発表によれば、プール設置の費用は3万4000ユーロで、ブレガンソン要塞関連予算(年間15万ユーロ)から支払われる。プール設置の理由については、要塞のプライベートビーチはパパラッチによる盗撮対象となっており、訪問する孫たち(ブリジット夫人の孫)を守るためにも、プライベートビーチは利用できないと説明。プライベートビーチ警護の憲兵隊員動員に1シーズンで6万ユーロの費用がかかることを考えるとむしろ安いとも説明している。