喫煙者数、2017年に大幅減

保健省が5月28日に発表した集計(15-75才が対象)によると、2017年1-6月期に喫煙者(毎日喫煙する者)の数は1350万人となり、前年同期比で100万人の大幅減を記録した。同じ年齢層の対人口比で見ると、喫煙者が全体に占める割合は26.9%となり、前年同期から2.5ポイントの低下を記録した。これほどの低下は10年来で初めてといい、政府は前政権が導入した禁煙促進を目的とする各種の措置の成果が出たと説明した。
18-24才の男性では、喫煙者が占める割合が9ポイント低下の35.3%と大きく低下。同じ年齢層の女性は28.8%で、足元では変化がないが、10年前(38%強)と比べると改善している。2017年には、たばこの箱からのデザイン追放と、刻みたばこの小売価格引き上げ(15%)が導入されており、また、前年の11月に初めて行われた「1ヵ月禁煙」キャンペーンも効果を発揮したとみられている。
ビュザン保健相は同日に、新たなたばこ対策全国プログラムに近く着手すると予告。新プログラムは、毎日の喫煙者が全体に占める割合を、現政権が任期切れを迎える2022年時点で22%(若年者に限ると20%)、2027年時点で17%未満まで引き下げることを目標に設定。若年層が喫煙を始めるのを抑止するための取り組みが中心的な課題に据えられる予定。