政府、歴史的建造物の修復を目的に宝くじを主催

日刊紙ルフィガロは28日付で、仏政府が歴史的建造物の修復を目的とした宝くじを主催することを決めたと報道した。マクロン大統領が31日に発表するという。
大統領は31日に、スイス国境に近いフェルネー市にある18世紀の哲学者ボルテールの住居を訪問。次いで夜に大統領府でレセプションを開き、宝くじの主催について発表する。宝くじによる修復資金の調達は、英国で導入されている制度に倣って、テレビ番組のプロデューサーなどとして活躍するステファン・ベルヌ氏が提言。同氏は政府から依頼を受けて作成した報告書の中でこの構想を提案、文化省等には慎重論もあったが、最終的に導入が決まったという。報道によれば、宝くじは9月3日に発売され、18日に抽選が行われる。その翌日は「文化遺産の日」が開幕することになっており、それにあわせたイベントとなる。単価は15ユーロと高めで、1等賞金は1000万ユーロ超と本格的な番号選択式宝くじとする。これと並行してスピードくじの販売もなされる。スピードくじには、修復対象の建造物に選定された270ヵ所のうち、18ヵ所を選んでその写真が掲載される。これらのくじは国営FDJが販売し、国の取り分(約20%)となる1500万ユーロ程度が修復費用として投入される。