総合:アフリカのスタートアップが急成長、投資家の関心高まる

アフリカ諸国のスタートアップは目覚しい成長を遂げており、投資家が関心を強めつつある。
世界銀行によると、2010年代初頭に10程度しかなかったインキュベーターの数は443にまで増加。投資ファンド「パルテック・ヴェンチャーズ」の調査によると、アフリカのスタートアップによる資金調達額は2017年には前年比53%増の5億6000万ドルに達した。資金調達件数は128件に上り、前年比で66%増加した。もちろん、欧州のスタートアップが2017年に200億ユーロを調達したのに比べると規模は格段に小さく、アフリカのスタートアップが安定したエコシステムを形成するに至るにはさらなる努力が必要とされる。それでも、金融、エネルギー、医療、教育などの分野で、従来、経済発展の妨げとなってきた要因の一部がスタートアップの取り組みによって取り除かれつつある。
国別に見ると、ナイジェリア、ケニア、南アフリカでスタートアップの発展が著しく、アフリカのスタートアップに投じられた資金の4分の3がこれら三ヵ国に集中している。しかし、その比率は年々縮小する傾向にあり、英語圏ではガーナ、タンザニア、ウガンダ、仏語圏ではセネガル、コートジボワール、カメルーンなどが躍進しつつある。また、ジェノサイドを経験したルワンダが、デジタル技術の活用により人々の意識だけでなく経済の変革に成功しつつあることも注目される。
AFP 2018年5月22日