欧州都市のモビリティ・大気の質ランキング、パリは7位

環境保護団体グリーンピースは22日、欧州の13都市を対象にしたモビリティ・大気汚染のベンチマークを発表した。パリは第7位に留まり、特に大気汚染の点で成績が悪かった。
13都市は各国から主要都市を1つ選ぶ形でリストアップされた。ベンチマークはウッパータル研究所がグリーンピースから依頼を受けて作成。公共交通機関の質、道路交通の安全性、大気の質、モビリティの管理体制(渋滞の長さ、駐車場料金、自転車・カーシェアリングの実践、排気ガス制限地区の設定)、モビリティの質(徒歩・自転車のシェア、市街地の緑地整備)の5つのカテゴリーについて各20点満点、合計で100点満点にてランキングを定めた。
これによると、首位はコペンハーゲン(デンマーク)、2位はアムステルダム(オランダ)、3位はオスロ(ノルウェー)で、総合点で50点を超えたのはこれら3ヵ国だけだった。パリは38.75点で第7位となり、大都市として独ベルリン(10位)や英ロンドン(11位)を上回ったが、4位のチューリッヒ(スイス)、5位のウィーン(オーストリア)、6位のマドリード(スペイン)には及ばなかった。パリの場合、大気汚染に関する評点が9.5点と低く、これは全体で第12位で、パリより劣ったのはモスクワ(ロシア)のみだった(3.5点)。大気汚染では、NO2と粒子状物質(PM10及びPM2.5)の3つが評価基準となったが、パリはいずれについても世界保健機関(WHO)の勧告水準を上回る水準にある。