プロサッカーリーグの放送権入札が開始に

仏プロサッカーリーグ(LFP)は25日、2020-24年の期間のリーグ戦の試合の放送権入札を開始した。5月28日に内容面の提案を締め切り、29日に競売を実施する。
入札は7つのロットを対象に行われる。3つの主要なロットは試合の放送権により構成され、残る4つのロットは、イベントとダイジェスト放送権等により構成される。LFPは2020年のシーズンから、日曜日の13時から1試合(アジアでの生中継を意識)を行い、15時に4試合を同時に行うといった新機軸を打ち出し、集客力の向上を狙っており、放送権の入札においても、高い収入を獲得することを目指している。現行の2016-20年には、年間の放送権収入は7億6200万ユーロで、これは英国(23億ユーロ)やスペイン(10億ユーロ)と比べて少ないが、LFPは次期入札では10億ユーロの突破を望んでいる。
ただ、これまでスポーツ放送権の獲得に積極的だったSFR(アルティス傘下)は、経営建て直しの必要に直面していることもあり、入札参加を見送る可能性が高く、競争圧力が低い中で落札額が控えめな水準に留まる恐れもある。LFPは、一旦落札した企業が後に、競合に一部の権利を転売することを認める方針で、融通が利くようにすることで、応札者から高めの提示額を引き出すことができると踏んでいる。その一方で、最低限を下回る落札額の場合には、入札失敗を宣言してやり直しをする方針も示している。