1-3月の失業者数、前の期比で1.0%減

ポールアンプロワ(ハローワーク)が発表した失業統計によると、本土の失業者数は1-3月期の平均で343万5900人となり、前の期比で1.0%減少した。数にすると3万3300人の減少に相当する。前年同期比では1.4%の減少を記録した。期間中に一定の就労実績がある求職者を含めた失業者総数は562万1000人となり、前月並みの水準に留まった。前年同期比では2.1%の増加を続けている。
海外県(マヨット除く)を加えたフランス全体では、失業者数が369万5400人で、前の期比で0.9%減、前年同期比で1.2%減を記録。失業者総数が593万4000人で前の期並み、前年同期比では2.1%増と、本土と同様の傾向を示している。
ポールアンプロワは従来、失業統計を毎月発表していたが、今回から四半期ごとの発表に切り替えた。全体として雇用情勢は改善に向かっているが、改善のペースは緩慢であり、失業者総数が増加を続けている点も懸念材料として残る。労組などはこれを、非正規雇用が拡大し、期間の短い不安定な雇用が増えていることを示唆するものだと主張しているが、景気回復に伴い、従来は求職を諦めていた層が労働市場に参入し、失業者総数を増やしているという側面もある。