南仏のカジノで不正疑惑、経営のパルトゥーシュ社の株価急落

パルトゥーシュ・グループ(カジノ経営)で10日夜から11日未明にかけて捜査当局による摘発がなされた。6人が逮捕された。同社の株価は12日に終値で15.1%の急落を喫した。
捜査当局は南仏カンヌ市にある同社のカジノ「3.14」を摘発。カジノの新旧の経営責任者4人を含む6人が逮捕された。当局は13日までに、同カジノの経営者2人を会社資産乱用の容疑で、ほかに2人を共犯の容疑で、それぞれ予審の対象とすることを決めた。予審は担当の予審判事が起訴の是非を決めるために行う裁判上の手続き。
報道によると、このカジノでは、掛け金を過少に申告する形で金銭の授受が行われていたといい、実際の取引は最大で20倍もの規模で行われていた。総額で100万ユーロが当局に申告されず、課税を逃れていた疑いがある。パルトゥーシュ・グループ側は、組織として関与して疑いを否定し、原告として損害賠償の訴えを起こすと説明している。