パリ市のイダルゴ市長、2020年の再選に意欲:国政与党LREMに歩み寄り

パリ市のイダルゴ市長(社会党)は3月5日付の日刊紙リベラシオンとのインタビューに答えて、2020年の次期市議会選において再選を狙う考えを明らかにした。このところ、パリ右岸の自動車専用道の歩行者天国化で行政裁判所から計画案の無効化を宣告されるなど、イダルゴ市長の市政は黒星続きで、マクロン大統領が設立した国政与党のLREMが、次期市議会選で多数派擁立の準備に着手したとの報道もあり、イダルゴ市長がどのような考えを示すかが注目されていた。市長はインタビューの中で、パリ市の国際競争力・誘致力の向上、貧困対策、環境配慮の3つを主要なテーマとして、選挙を戦うと言明。マクロン大統領の肝いりで進められた日曜営業解禁地区の設定については、これまで市長は批判的だったが、今回のインタビューでは、オリンピアード地区(13区)の日曜営業解禁に積極姿勢を示すなどして、LREMに歩み寄る姿勢を示した。市議会選挙で共闘を呼び掛ける布石と考えられる。