体罰禁止の議員立法法案、政府が支持を表明

ビュザン保健相は2日、体罰禁止を定める議員立法法案に支持を表明した。フランスでも体罰禁止が立法化されるめどが立った。
この法案は与党議員がまとめたもので、去る2月22日に提出された。超党派の27人の議員が署名している。ビュザン保健相は、「体罰反対の日」の機会を利用して、同法案への支持の念を表明した。
世界では54ヵ国が体罰を法律により禁止している。欧州連合(EU)加盟国では、禁止を定めていないのは28ヵ国中6ヵ国(フランスのほか、英国、イタリア、ベルギー、スロバキア、チェコ)と少数派になっている。フランスでも、体罰禁止は2016年に可決した法律に修正案の形で追加されていたが、憲法評議会が手続き上の理由を挙げて無効化する判定を下したため、施行されなかったという経緯がある。今回、個別的な法案を通じて立法化の運びとなった。法案の起草者らは、調査・研究の結果を根拠に、体罰には教育効果はないばかりか、子どもが自信を喪失したり、暴力的になるという弊害があると主張、その禁止を提案している。