仏Qare、遠隔医療サービスを開始へ

遠隔医療の仏Qare社は今月、フランスで事業を開始する。英国居住のフランス人を対象に数ヵ月間、試験サービスを実施した上で、フランス事業を本格的に開始する。患者が17部門の医師とインターネットを介して動画で相談できるプラットフォームを設置した。医師は50人体制(いずれも自らの診療所から診察を行う)で開始し、年内に100人まで増やす計画。データセンターの仏OVHと契約し、データの保護には万全を尽くすという。
フランスでは現在、健保公庫と開業医の団体が遠隔医療の料金設定に関する協議を行っており、これがまとまると、本格的な遠隔医療の普及が始まることが期待できる。Qare社は、それまでの当座の料金体系として、月額29ユーロ(家族全体だと49ユーロ)の定額式を採用(利用回数は無制限)して事業を開始する。なお、同社は昨年、仏アクサ(保険)のインキュベーターから600万ユーロを調達した。