著名シェフのポール・ボキューズ氏が死去、91才

仏著名シェフのポール・ボキューズ氏が1月20日に死去した。91才だった。晩年はパーキンソン病を煩い、第1線から退いていたが、レストラン「ポール・ボキューズ」の厨房に顔を出すのを日課としていた。
ボキューズ氏は料理人の家系に生まれ、戦後にリヨン近くの実家のレストランを継いで店名を「ポール・ボキューズ」とし、1965年には「ミシュラン」3つ星を取得した。それ以来50有余年に渡りこの3つ星は失われていない。丁寧に作られた単純な中にも豪華な伝統料理を信条とし、フランスのガストロノミー界の重鎮として君臨。また、早い時期からメディア戦略に才覚を発揮し、シェフの社会的地位を大きく高めることに成功した。ボキューズドール国際料理コンクールはシェフの登竜門として広く知られ、世界にポール・ボキューズ料理学校を展開。監修のレストランやフードビジネスも世界的に展開し、その年商は5000万ユーロを超えるという。