援助交際斡旋サイト、派手な広告で当局が捜査を開始

援助交際の斡旋サイトがパリで広告活動を展開した件で、パリ地検は26日、正式捜査を開始した。パリ第5大学の提訴を経て、売春斡旋と違法広告の容疑で、売春摘発部署が捜査を開始した。
問題のサイトは、ノルウェー人実業家のシグルド・ヴェダル氏が設立したRmB(richmeetbeautiful.com)。同サイトは23日、パリ第5大学をはじめとする市内の主要な高等教育機関前にトレーラー型の大型街頭広告を掲示。「ロマンチックな女子大生・男子大生」に「シュガーダディやシュガーママとのデート」を提案する内容の広告で、これにはシオパ男女平等閣外相をはじめとして、各方面から批判の声が上がっていた。
このサイトは8月21日にサービスを開始、9月末にはベルギーのブリュッセルで同様の広告活動を行い、物議を醸したばかり。サイト側は、ブリュッセルの件に配慮し、男女両方をターゲットとし、写真も若い男女の姿とするなど工夫したと主張している。フランスでは2014年にも同様の趣旨のサイトが捜査対象となったが、売春行為を斡旋するという意図が明確ではないという理由から、捜査が打ち切りになっており、現状ではこうしたサイトの運営を禁止するのは難しい状況だという。また、このようなサービスがはびこる背景には、学生の経済的な困窮(2割の学生が貧困線以下で生活)があるという指摘もある。