フランソワ1世の時祷書の取得に向け募金活動が開始

仏国王フランソワ1世(1492−1547)が姪のジャンヌ・ダルブレ(1528-1572、ナバラ王国女王、アンリ4世の母)に贈呈した時祷書(キリスト教徒の礼拝手引き、金と宝飾品が施された装飾写本)が2018年年初に、ロンドンでオークションに出品される。仏ルネサンスの金細工の傑作で、ルーブル美術館はこの時祷書を取得してフランスに持ち帰る意向を明らかにしている。落札価格は1000万ユーロを超えると予測される。仏高級ブランドのLVMHグループがメセナ活動の一環として500万ユーロの寄付を発表しており、ルーブル美術館は同美術館の支援者達から400万ユーロの寄付を集め、残りの100万ユーロについては、個人や企業を対象に2018年1月31日まで募金活動を行う。ルーブル美術館では、寄付が所得税控除の対象になる点を強調するとともに、寄付の金額に応じてプレゼントも用意。例えば寄付が350ユーロを超える人にはルーブル美術館友の会の会員券(1年間有効)を進呈、500ユーロを超える人については、開催予定の特別パーティーに招待する。