セクハラ告発が相次ぐ

ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏のセクハラ事件を契機に、フランスでもこのところ政治家を対象にしたセクハラの告発が相次いでいる。先の大統領選にも出馬したジャン・ラサール氏に対しては、元議員秘書の女性が体に触られたと告発。イルドフランス地域圏(パリ首都圏)のジルベール・キュゾー議員(元社会党)は、やはり秘書の女性2人からセクハラで告訴された。両者とも事実関係を否定している。また、与党LREM党のクリストフ・アラン下院議員(モーゼル県選出)は、セクハラと性的暴行で、元議員秘書から告訴された。アラン議員は潔白を主張し、名誉毀損で元秘書を告訴して反撃した。このほか、女流作家アリアーヌ・フォルニア氏(28)が、社会党の大物政治家であるピエール・ジョックス元法相(82)から性的暴行を受けたと言明。8年前の2010年に、ジョックス夫妻と観劇中に、隣に座ったジョックス氏から執拗に体を触られたと言明。フォルニア氏は元社会党でサルコジ政権で閣僚を務めたエリック・ベッソン氏の娘で、事件直後に父親に報告し、父親から告訴するよう勧められたが、当時の父親の政治的な立場を考えて告訴を見合わせたなどと説明している。ジョックス氏はやはり事実無根だと主張し、名誉毀損で告訴する考えを示唆したが、フォルニア氏は受けて立つと話している。