パリの現代アートフェアFIAC、一般公開始まる

国際コンテンポラリーアートフェアFIACがパリのグランパレをメイン会場として開幕した。一般公開は10月19日から22日まで行われる。
FIACには世界30ヵ国から193のギャラリーが出展。20世紀初頭から2017年の新作に至るまでの現代アートの作品が展示、販売される。仏大手画廊Perrotinは、目玉作品として、村上隆(1962-)の巨大なたいまつ(4.8メートル)のような彫刻「欲望の炎」を出品。Minotaureはロベール・ドローネー(1885-1941)のエッフェル塔をテーマにした大型絵画(1925年)を400万ユーロで出品。ニューヨークとロンドンのNahmadはジャン・デュビュッフェ(1901-1985)のインスタレーション作品などを出品している。仏アート界の最近のスターであるカミーユ・アンロ(現在パレドトーキョーで個展開催中)や、ネイル・ベルファ(Balice Hertlingが出品)などの注目度も高い。ルモンド紙は、クラウディオ・パルミジャーニの焼け落ちた図書館のインスタレーション(Meessen De Clecq)やアニタ・モリネロの焼けただれた巨大なブラスチック容器のような彫刻作品(Thomas Bernard)などを材料に、崩れ落ちる世界の中で展望を探し求める現代アート界の姿を暗示するかのようだと評している。