仏リサイクル業界、2016年に回収量が増加

仏リサイクル業界団体FEDERECは10月19日、2016年の業界統計を発表する。同日付の仏レゼコー紙の報道によると、同年のリサイクル量は1億200万トンで、前年比で2%増加した。雇用数は2万6750人で、こちらは2.5%増加した。ただし、業界売上高は82億ユーロへ1.2%減少。投資額も2.3%減の4億6510万ユーロに後退した。
FEDERECのカルパンティエ会長は、「2016年は回復の年で、今年はさらに状況が改善する」と総括した。リサイクル業界は、2015年に著しい不調に陥ったが、経済回復、原油価格の上昇、企業に対する分別義務導入といった要因が重なって、状況が改善しつつある。また業界も資源価格が低水準で推移することを折り込んだ措置を導入し、体力強化に努めている。2017年の回収量も前年比で増加する見込みであるほか、アンケート調査によると、54%の企業が増収を見込んでいる。一方、木材のリサイクルは防腐剤等化学物質などの問題から進んでおらず、資源価格の影響を大きく受けるプラスチックのリサイクルをめぐる状況も困難であるなど、課題も多い。