マクロン大統領、「日常治安警察」の導入を予告

マクロン大統領は18日、大統領府に警察・憲兵隊の代表者らを集めた会合を開いた。治安政策の方針について演説した。
大統領はこの機会に、「日常治安警察(PSQ)」の導入計画について説明。現場における警察官の展開を強化し、犯罪の抑止効果や情報収集を行うのが趣旨だとして、かつてジョスパン左派内閣時代に導入された「近隣警察」との違いを強調。試験導入を2018年1-3月期中に開始すると予告した。希望する自治体を募り、30程度の市で試験導入がなされる予定で、リール、ランス、ルーベー、トゥールーズや、パリ北郊のオルネースーボワなどで導入がなされるものと予想されている。大統領はこれに関連して、警察官・憲兵隊員の1万人の採用を約束。うち7000人を向こう3年間で行うとした。大統領はまた、刑事訴訟法の改正を通じて、警察官が煩雑な手続きに埋没することがないようにし、勤務時間を効果的に本来の職務に用いることができるようにするとも約束した。「日常治安警察」の具体的な詳細については、地元議員や組合、有識者などとの協議を経て詰め、年内に「新ドクトリン」を定めると説明した。