新生児の命名:男児はガブリエル、女児はルイーズがトップ

新生児の命名の傾向を分析する「オフィシエルデプレノン」の2018年版がこのほど刊行される。これによると、男児の命名で最も多いのはガブリエルで、女児ではルイーズがトップになった。トップ10は以下、男児でラファエル、ジュール、レオ、リュカ、アダム、ルイ、リアム、エタン、ユゴー、女児ではエンマ、ジャード、クロエ、アリス、レア、リナ、ミラ、マノン、イネスの順だった。全体に古風な名前の人気が高まっているが、これは伝統に根差した名前でもある。男児首位のガブリエルは聖書に由来するものであり、同じような理由から、マオメ(マホメッド)もトップ20に入る勢いとなった。女児では、aで終わる名前が相変わらず人気だが、一部の名前は後退し(例えば2006年に3位だったクララは現在では40位台)、代わってiaで終わる名前の人気が上昇する傾向にある。ジュリアがトップ20入りし、ミア(27位)、オリビア、ビクトリア、ソフィアが成長株となっている。
これとは別に、「名は体を表す」ということわざの正しさを立証する研究結果が先頃公表され、話題となっている。この研究はフランスとイスラエルの研究チームが合同で実施。4-5人の顔写真を示して、特定の名前の人物がどれであるかを被検者に当てさせたところ、正答率が名前により40%から80%と、あてずっぽうに答えた場合と比べて明らかに高いという結果が得られた(試験においては年齢など手がかりになる情報が介在しないよう配慮した)。これは、つけられた名前に応じて、顔つきがそれらしくなるという社会的行動の結果であると考えられる。また、似たような試行をコンピュータを用いて行っても、特定の名前の人の顔を多数見せた後で試験を行うと正答率が大きく上昇するという結果が得られた。研究チームは、それぞれの名前の標準顔を模式図の形で作成することにも成功、その結果を公表している。