マクロン大統領、初のテレビインタビューに臨む

マクロン大統領は15日夜、民放TF1のテレビインタビューに応じた。1時間15分に渡り、質疑に答える形で、政策の方針について説明した。
マクロン大統領が5月に就任して以来、長時間のテレビインタビューに応じるのはこれが初めて。大統領はこの点について、大統領の言葉が重みを取り戻すよう、しゃべりすぎを慎んでいると述べて、自らのメディアへの対応を正当化した。その一方で、自身の言葉遣いが批判や論争を招いている点については、民衆に近い言葉遣いで真実を語ることを目指したものだなどと説明した。例えば、大統領が発した「怠け者、無為の者(フェネアン)」という表現は、マクロン大統領の軽蔑的な態度を象徴する合言葉として、反政府の抗議行動の参加者らが用いるなど、各方面で話題になっていた。
大統領はまた、連帯富裕税(ISF)を不動産資産限定の課税に鞍替えするという措置に対して「金持ち代表の大統領」という批判を受けていることについては、フランス経済が必要としている成功者を国内で増やすことを目指した措置だと正当化し、批判に反論した。
大統領はこのほか、辞職の場合にも失業手当の支給の対象とするという新措置について、具体的な計画を持って辞職する人に限定する方針を示し、これまで予告していたより範囲を小さくする考えを示唆した。また、従業員対象の利益分配制度の振興を図る考えも示した。