TPMPのアヌーナ氏、同性愛誹謗の批判で窮地に

放送倫理上の問題があるテレビ番組として知られるTPMP(「トゥッシュパアモンポスト」、「俺のテレビ(仕事の意味もある)に手を出すな」の意)への風当りが強まっている。この番組は地デジ無料局C8(カナルプリュス傘下)が夕刻に放送、司会のシリル・アヌーナ氏が自らプロデューサーを務めている。問題になっているのは18日の放送で、偽の恋人募集広告に応じてきた同性愛者の男性に対してアヌーナ氏が声色を使って対応するという趣向だったが、これが同性愛・トランスセクシャル団体などから強い批判を受けており、CSA(放送行政監督機関)には市民から2万件に上る通報がなされた。CSA本部前では22日に、複数の団体の呼びかけで抗議行動が行われ、番組に広告を出稿する大手企業(自動車大手PSA、ディズニーランド・パリ、通信大手オレンジ、シャネルなど)も撤退を決めた。アヌーナ氏自身は、同性愛者を誹謗する意図はなかったと釈明、番組中で謝罪したが、同番組については既に、人間の尊厳を損なう内容の放送として、数件の事案を巡りCSAが調査中であり、今回の件も含めて、厳しい決定が下る可能性もある。