JICA3/31 ブルンジ:安保理、拷問や失踪への「衝撃」を宣言

国連安全保障理事会は3月14日、ブルンジの治安情勢は全般的に落ち着いているとした上で、国を離れる難民の増加と、拷問や失踪、殺害の報告に衝撃を受けていると宣言した。しかし、制裁発動を要求する人権擁護団体らの呼びかけには従わなかった。

安保理は、ブルンジ政府と野党勢力に対話を促すため地域諸国の首脳会議を開催するというムカパ元タンザニア大統領の提案を支持した上で、周辺国に向けて、いかなる方法であっても武装勢力の活動を支持することを控え、ブルンジ危機の解決に貢献するように呼びかけた。
また、ブルンジ政府に向けて、アフリカ連合(AU)との間で人権オブザーバーと軍事専門家の展開に関する合意に調印するよう呼びかけた。安保理は昨年7月に228人の警察官をブルンジに派遣することを許可したが、政府がこれを阻んでいる。

他方、グテーレス国連事務総長は先月安保理に提出した報告書の中で、ヌクルンジザ大統領が4期目を目指す可能性に言及したことに触れて、そのような行動は危機をさらに悪化させる恐れがあるとして強い懸念を表明していた。
2015年4月にヌクルンジザ大統領の三選を巡る危機が勃発して以来、数百人が死亡し、39万人が国外に逃れた。

AFP 2017年3月14日