仏で初産の平均年齢が28.5才に上昇

INSEEが3月27日に発表したフランスにおける初産の平均年齢に関する調査によると、初産の平均年齢は2015年に28.5才となった。初産の平均年齢は、1974年には24才だったが、以来上昇が続いている。ただし上昇幅は減速しており、1974-98年の間には3.3才の上昇を記録したのに対し、1999-2015年の間の上昇幅は1.2才にとどまった。
初産の平均年齢の上昇に伴い、第2子及び第3子出産の平均年齢も上昇している。第2子出産の平均年齢は2015年に31才(1974年には26.9才)、第3子では32.6才(同29.3才)だった。
避妊方法の普及、勉学の一般化、労働市場で占める女性の位置の高まりなどが初産の平均年齢を引き上げたと見られている。また、学歴の高い人ほど初産の平均年齢が高くなる傾向があり、2012年のデータを見ると、初産の平均年齢28.1才に対し、高等教育課程の学卒者では29.6才を記録した一方、最終学歴が中学校の人では25.6才だった。また同じ年のデータによると、移民女性の初産の平均年齢は全体平均よりも6ヵ月早く、中でもトルコ出身の女性は24.3才で初産を経験している。
なお欧州連合(EU)では、2014年の初産平均年齢は28.8才だった。イタリア、スペイン、ギリシャでは初めて30才を超えた。その一方で、ブルガリア、ルーマニア、ラトビアなどでは26才前後が初産の平均年齢となっている。