オーガニック食品の市場規模、70億ユーロに

オーガニック食品協議会アジャンス・ビオが25日開幕の農業国際見本市を前に発表した年次統計によると、国内のオーガニック食品の市場規模は2016年に70億ユーロとなり、前年比で20%の大幅増を記録した。消費者の裾野も広がり、「定期的に消費する(月に1回以上)」と答えた人は全体の7割に上った。「毎日消費する」は15%となり、前年の10%を上回った。
オーガニック食品を好む理由としては、遺伝子組換えが使われていない、添加物・着色料がない、家畜福祉への配慮などを挙げる人が多かった。製品の種類別では、野菜が最も多く、これに乳製品、卵、乾物、食肉が続いた。
オーガニック食品の生産者も増えており、農業経営体の数は3万2300と、前年比で12%増を記録。オーガニック食品の耕地面積も16%増え、154万ヘクタールに上った。ただ、この面積が全体に占める割合は5.7%とまだ小さい。
購入経路別では、専門店と量販店がほぼ半々となっている。消費者1人当たりの支出額は、「前年から増えた」が35%、「減った」が10%、残りは前年並みとなった。自宅以外でのオーガニック食品の消費(外食、給食など)の需要も高まっており、子供を持つ人のうち9割が学校給食へのオーガニック食品の導入に関心があると答えた。