シテ島再開発計画が公表に

オランド大統領は14日、パリ・シテ島のコンシエルジュリ内で、シテ島の再開発計画について発表する。建築家のドミニク・ペロー氏と国立歴史的建造物センター(CMN)のフィリップ・ベラバル所長が共同でまとめた原案が発表される。
大統領は2015年12月の時点で、シテ島の25年後を見据えた将来的ビジョンを策定するよう依頼。1年越しの作業の末に原案がまとめられた。原案は、既存の建物を取り壊すことなく、島全体が一つの全体として機能するような再構築を提案。地下の活用が柱の一つで、ノートルダム寺院前の広場を透明なガラスで覆い、自然光を取り入れた逆さまのカテドラルにする構想のほか、サントシャペルの周囲にある裁判所についても、地下駐車場を同じくガラス天井の開放的な空間として再利用するなどのプランを提示。南側のセーヌ河岸の道を歩行者専用とし、南北に抜ける道路は残してその上を通過する立体交差の遊歩道を作るなどの提案も盛り込んだ。投資額は10億ユーロかそれ以上かかると見られているが、正確な数字は示されておらず、財源確保の道筋もまだ固まっていない。
計画案は4月17日まで、コンシエルジュリ内に展示される。