中心街のオフィスが人気、デジタル経済企業も多数進出

レゼコー紙は2月3日付で、賃貸オフィス仲介のBureauxLocaux.comの談話として、パリでは中心地のオフィスに人気が集まっていると報じた。交通の便がよく、商店やカフェ・レストラン、劇場や住宅などが混在する地区を選ぶ企業が増えているという。この傾向は、デジタル経済分野の企業で目立ち、2016年には、大手のツイッター、フェイスブック、Airbnbを含めて多くの企業がパリ2区と9区にオフィスを借りて進出した。評判のよい地区に事務所を構えることで、有能な従業員を引き付けることができるようにする狙いもあると見られる。BureauxLocaux.comに寄せられる需要申請で見ても、8区がトップで全体の11%を占め、1区が4位に上昇、2区の人気も上がっている。逆に、12区と17区は、再開発事業が盛んであるにもかかわらず、需要に陰りが見えるという。郊外では、ブーローニュ・ビヤンクールが首位、これにルバロワペレとナンテールが続いており、副都心ラデファンスと北郊サンドニ市は需要が減っている。これは、混成的な「よい地区」の人気が高まっていることを示唆している。