企業倒産件数、2016年に8.3%減

調査会社アルタレスの集計によると、企業倒産件数(民事再生含む)は2016年に5万7844件となり、前年比で8.3%減少した。この数字は、経済危機直前の2007年より8000件多く、経済危機発生直後の2008年にほぼ匹敵する水準まで下がった。10-12月期に限ると、減少率は12.2%にまで達しており、改善傾向は鮮明になっている。
2016年には、農業部門を除いてすべての部門で状況が改善。これまで状況が厳しかった建設部門でも、住宅建設の回復を受けて、倒産件数は前年比で2300件減少した。外食・宿泊部門でも状況が改善した。
企業規模でも、あらゆる種類の企業で状況が改善。特に、中堅企業の倒産の減少が目立った。倒産で影響を受ける雇用数は合計で20万人となり、前年比で3万5000人減少した。
アルタレスでは、2017年にも改善傾向が続き、倒産件数は6%減の5万4000件まで後退すると予想している。