健全な食生活の指針が公表に

仏ANSES(食料品・環境・労働安全庁)は1月24日、健全な食生活に関する指針を公表した。保健省の依頼を受けて、国民の食生活に関する調査を行った上で、成人向けの指針をまとめた。前回の指針の策定は2002年に遡る。ANSESは続いて、子供、妊産婦、高齢者を対象とする指針の策定に着手する。
新たな指針においては、肉食の制限がこれまで以上に明確に打ち出された。食肉(家禽肉除く)については、1日につき70グラムを消費量の上限とするよう勧告。加工肉についてはさらに厳しく、1日につき25グラムを上限とするよう勧告した。なお、加工肉は、世界保健機関(WHO)の発がん性リスク評価で、発がん性がある物質に分類されている。
砂糖については1日100グラムを上限に設定。加糖飲料は市販の果汁飲料を含めて、最大でも1日1杯にとどめるよう勧告している。フランスでは、国民の33%で砂糖の1日摂取量が100グラムを超えており、過剰摂取の懸念がある。
果物と野菜については、摂取が不十分として従来の勧告(1日5種・400グラム程度)を維持。また、豆類の摂取を増やすよう、新たに勧告した。