共和党フィヨン大統領候補、ドイツを訪問:ロシアへの対応などで独自の立場を確認

共和党のフィヨン大統領候補は1月23日、ドイツの首都ベルリンを訪問し、メルケル独首相と会談した。フィヨン氏はこの訪問機会に行った演説の中で、独仏協力を土台とした欧州の軍事協力推進を呼びかける一方で、ロシアとの関係改善を主張。ロシアのプーチン大統領に強い警戒感を抱くメルケル独首相との間で見解の違いを明確にした。
フィヨン氏は、脅迫と制裁に基づいた対決の構図から脱却する必要があるなどと述べて、ロシアとの和解を進める必要があると強調。フィヨン氏はまた、難民受け入れに否定的な見解を示し、この点でもメルケル独首相との違いを鮮明にした。その一方で、米国のトランプ新政権に対しては、欧州が一丸となって米国との間であらゆる問題を率直に協議するべきだと言明。米国との自由貿易協定には否定的な見解を示した。