住宅ローン金利、上昇に転じる

クレディロージュマンの集計によると、住宅ローン金利(新規与信時)は12月に平均で1.34%となった。わずかながら上昇に転じた。
クレディロージュマンは、2017年末時点の住宅ローン金利を1.65-1.75%と予想。この水準は、2015年末時点の2.20%と比べるとまだ低く、2016年を通じて下がった分が完全には解消されないという緩慢なペースでの上昇となる。ただ、住宅ローン仲介業のCafpiは、1-6月で0.5ポイント上昇するとのより高めの予測を示している。
住宅売買は例年、春が主な季節となっており、冬季は取引が少ない。この季節を利用して、銀行各社は金利を引き上げることが多く、足元の金利上昇にはそうした季節的な要因も左右している。より大局的には、長期金利が10月の0.3%から現在は0.8%へと顕著に上昇しており、これが住宅ローン金利を押し上げる要因になると考えられる。インフレ率も、過去2年にほぼゼロで推移した後、今年は1.2%にまで回復する見込みで、銀行側はこれを金利設定に折り込む必要にも迫られている。