バルス前首相、平手打ちの被害受ける

バルス前首相が17日、ブルターニュ地方を訪問中に若者に平手打ちを受ける事件があった。この若者は逮捕され、前首相に怪我などはなかった。
バルス前首相は同日午後、社会党主催の大統領候補予備選のキャンペーンでブルターニュ地方を訪問。首相には同地方を地元とするルドリアン国防相が随行。事件はランバル市の市役所前で起こった。前首相が集まった群衆と言葉を交わしていたところ、19才の青年が近づき、「ここはブルターニュだ」などと言って前首相を平手打ちにした。ボディガードが直ちに青年の身柄を確保、青年は逮捕された。この青年は地元の失業者で、ブルターニュ至上主義団体に所属。麻薬消費に関して裁判所から注意を受けたことがある以外は犯罪歴などはなかった。バルス前首相はこの件で提訴を行い、青年は18日、急速手続きにて執行猶予付き禁固3ヵ月と105時間の公益事業奉仕の有罪判決を受けた。
バルス前首相は予備選で苦戦が続いており、巻き返しを期して地方訪問を行ったところ難にあった。身体的な被害はともかく、タカ派を信条とする前首相だけに、物理攻撃を加えられる姿が拡散したことの被害は大きい。