トランプ米次期大統領、欧州を批判:独自動車産業にも矛先

トランプ米次期大統領はこのほど、独大衆紙ビルトと英日刊紙タイムズとのインタビューに応じて、欧州に対する攻撃的な姿勢を明らかにした。次期大統領は、現在の欧州がドイツに牛耳られているという見方を示した上で、英国が欧州連合(EU)離脱を決めたのは賢明であり、英国の離脱の成功を見てこれに追随する動きが出るだろうと言明。また、ドイツのメルケル首相が難民受け入れを決めたことを大きな誤りだと手厳しく批判した。次期大統領はこのほか、北太平洋条約機構(NATO)を時代遅れだと批判、対ロシア制裁についても批判的な立場を示した。
トランプ氏はまた、ドイツの自動車産業にも批判の矛先を向け、ドイツの高級車が町にあふれているのは嘆かわしいとし、BMWはメキシコに工場を建設するべきではなく、米国国内に工場を建設すべきだと述べた。
メルケル独首相はこのインタビューに答える形で、「欧州人は自らの運命を自らの手に握っていると考える」と言明。オランド仏大統領は、「欧州はよそからの忠告は必要ない」と言明した。