社会党主催の大統領候補予備選:初のテレビ討論会

社会党主催の大統領候補指名の予備選で、7人の候補者による初のテレビ討論が1月12日夜に行われた。各候補とも激しい舌戦は避け、盛り上がりに欠ける展開となった。
世論調査を見る限り、社会党の候補は誰が指名されても、マクロン前経済相とメランション候補(左翼党所属)に及ばず、大統領選の第1回投票で5位に終わる可能性が濃厚となっている。それだけに、この予備選は、現実的な見地からは、大統領を目指すというより、今後に党の主導権を握る足場固めのための争いでもある。主要候補が喧嘩腰を避けたのも、大統領選での敗北後をにらんで党内の結束を確保しようとする狙いがあると考えられる。討論では、経済面の政策について、アモン前教育相が掲げる最低所得保障制度の導入の是非が一つの争点になり、他の候補は財源の確保の困難などの問題を挙げて、前教育相の構想に反論した。