仏経済、本格的な回復は当面望めず

INSEEは15日、2017年6月までのマクロ経済予測を発表した。緩やかな景気回復が続くと予想、本格的な経済成長は望めないとの見方を示した。
これによると、前の期比の経済成長率は、2016年第4四半期に0.4%を記録した後、2017年第1四半期に0.3%、同第2四半期に0.4%で推移する。2016年通年の経済成長率は1.2%と、前年並みの水準に留まる。2017年に入っても同様の傾向が続くことになる。
雇用の純増は2016年に19万人に上るが、2017年にはややペースが鈍化し、1-6月で7万人増となる。失業率(本土)は6月末時点で9.5%まで低下する。他方、インフレ率は上昇し、家計購買力を圧迫する要因になる。原油価格を1バレル50ドル前後と仮定した場合で、インフレ率は11月の0.5%に対して、2017年6月には1%まで上昇する。家計購買力は2016年に1.8%増加した後、2017年上半期には0.6%の上昇に鈍化する見通し。半面、経済成長を押し下げる要因となっていた外需は、2017年上半期にはやや回復し、マイナス貢献から脱する見通しという。