大統領選世論調査:社会党は惨敗の見通し

レゼコー紙の依頼でElabeが行った世論調査(11月28日と29日に1000人を対象に実施)によると、どのような顔合わせになっても、大統領選第1回投票で勝ち残るのは共和党のフィヨン候補と極右「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン党首という結果が出た。共和党主催の公選により指名を得たフィヨン候補は、第1回投票から、マリーヌ・ルペン候補を上回る得票率を達成する見込みとなっている。対する左派陣営は候補者の乱立で票が割れ、オランド大統領が出馬した場合を含めて勝ち目はないという。
この調査では、中道野党MODEMのバイルー党首が出馬するという前提で、社会党の公認候補がオランド大統領、バルス首相、モントブール元経済相のいずれかになったと想定し、それぞれのケースで誰に投票するかを尋ねた。いずれのケースでも、フィヨン候補が30—31%の得票率でトップとなり、マリーヌ・ルペン候補も24-25%の得票率で2位となる。左派の候補では、マクロン前経済相が得票率14-17%でいずれの場合でも第3位となり、フィヨン、ルペンに続く第3の男としての地位を固めた。社会党候補は、オランド大統領の場合が7%で、これはモントブール元経済相の5%より多いが、バルス首相の9%より低く、オランド大統領が出馬しても勝機はほとんどないことがわかる。また、社会党候補が誰になっても、左翼党出身のメランション候補(共産党も支持)の得票率12%には及ばず、全体で第5位という惨敗になる。
オランド大統領は12月15日までに出馬の是非を明らかにする予定だが、党内では大統領派を含めて、勝ち目のない戦いを前に動揺が広がっている。大統領がどのような判断を示すかが注目されている。