ソムボックス、仮眠用カプセルを開発

ノルマンディ地方の新興企業ソムボックス(Sombox)は同名の仮眠用カプセルを開発した。2017年から量産段階に入る。
ソムボックスはヤン・ビュエ氏が自動車デザイナーのハロルド・ペティヤール氏と2013年に起業した。ビュエ氏は営業マン出身で、居眠り運転で事故を起こしたのを教訓に、快適に仮眠をできるカプセルを要所に整備すれば事故を防げると思い立ち、コンセプトを考案した。2平方メートルのカプセルで、タイマーと連動して照明や背景音、さらに香りを効果的に調整して、快適な眠りを演出できる仕掛けになっている。開発に当たっては、プジョー・デザインラボ(自動車大手PSA傘下)が協力。2年間にわたる研究開発は、ノルマンディ地域圏やBPIフランス(公的投資銀行)、地元の自動車部門クラスター「Mov’eo」などが支援、さらに、需要家候補の立場から、国鉄SNCFやトタル(石油)なども協力した。このほどカーン市でプロトタイプが公開され、現在は2017年1-3月期中の量産開始に向けた準備が進められている。トタルが運営する高速道路サービスエリア内に設置を予定している。ソムボックスは発展段階の資金を確保するため、100万ユーロの調達を計画中。