共和党公選で初のテレビ討論、ジュペ元首相が勝者

共和党が主催する大統領候補選びの公選で、8人の全候補者を集めた初のテレビ討論が13日夜に放送された。放送後に行われた各種世論調査によると、ジュペ元首相に軍配を上げた人が多数を占めた。
13日夜にBFM TVが発表した世論調査では、35%の視聴者がジュペ元首相が勝利したと回答。サルコジ前大統領(21%)に大きく差をつけた。以下、ルメール前農相(15%)、フィヨン元首相(13%)の順で、後は10%に満たなかった。14日にルフィガロ紙などが発表した世論調査でも、ジュペ元首相が36%でトップ、サルコジ前大統領が22%で追い、ルメール前農相とフィヨン元首相がともに11%で続くという展開になった。
リードを保っているジュペ元首相としては、テレビ討論で声を荒げるのは逆効果であり、落ち着いた対応を心掛けた。サルコジ前大統領としては、ここで挽回の機会を掴みたいところで、「金持ち喧嘩せず」のジュペ元首相を土俵に引き込むべく、自らは「緩い政権交代」ではなく「強力な政権交代」を目指すと主張したが、前大統領の態度はやや硬く、説得力に欠けた。のみならず、失うところがないコペ下院議員をはじめとする対立候補に大統領時代の政策の失敗などを材料に噛みつかれる場面もあり、思ったようなパフォーマンスはできなかった。
次回のテレビ討論は11月3日に行われる。